香港デモについて

 つい最近、香港で大規模なデモが起きましたね。

 このデモの原因は、「逃亡犯条例」の改正に伴って学生を中心とした若者が抗議の声を上げたことが始まりとのことです。

 香港で逮捕されたら、中国にも身柄を移送できるといった内容だ。

 

Q なぜ、条例改正の動きが出たのか

 

A 昨年2月、香港人の男が、台湾で恋人をさつがいし、逮捕される前に香港に戻るという事件が起きた。香港政府は、犯罪人引き渡し協定がない台湾への身柄移送ができないことを理由に、このような事態を解消するべため条約改正が必要だと主張している。

 

 

Q 反対運動が起きているのはなぜか

A 香港は1997年の中国返還後も「一国二制度」で高度な自治が50年間認められているのに、条例改正により同制度が事実上崩壊すると反対派は懸念している。香港政府は引き渡し対象となる犯罪を限定するなどしているものの、実質的に香港市民も中国当局の取り締まり対象になる恐れがあるためだ。香港の根幹をなす「一国二制度」が揺らぐことで、世界の経済・金融センターとしての地位低下も心配されている。

https://www.sankei.com/world/news/190612/wor1906120020-n1.html

引用元  産経新聞

 

 香港政府は条例改正と、懸念されている中国当局からの干渉などはないと主張すれば国民から支持は得られるのではないだろうか。

 

 確かに、中国当局からの干渉は単なる恐怖でしかない。言論の自由はおろか、思想の自由・出版の自由・信教の自由すらない国家の統治を求める者はいないだろう。中国国民も、自由を求めているに違いない。

 そう考えると、今回のデモが起きるのは、当然だろう。

 

自分は、一人の日本人として、香港の勇敢な若者たちを応援したい。

 

日本政府ももっと発言し、国際社会に訴えるべきだ。言うべきことは、はっきりと言わなければ情けない。

 

関係ない話かもしれないが、某運送会社のタンカーが、攻撃を受けたことに対して「イラン政府と共に、犯行者を徹底的に究明し、しかるべき罰を与える」ということぐらいは言ってもらいたいものだ。

 

 

今後の日本の発展・繁栄を願っている。