核装備のデメリットとは何か?

 前回のやつに続いて今回は核装備のデメリットを述べていきたいと思います。

 

 

 早速ですが、2009年にイランの核燃料施設がアメリカからサイバー攻撃を受け、一時使用不可能な事態に陥ったことがあります。その他にも北朝鮮のミサイル(火星型)の実験を行い、韓国軍及び米太平洋艦隊司令部が当実験を失敗と報道しました。その背景にはアメリカのサイバー攻撃があったのではないかと言われています。

 このように核装備しても今の日本のサイバー防衛では逆に敵に悪用される恐れがあります。さらにテロによる爆破なども十分あり得るといえるでしょう。

 

 最近では、ドローンを使った攻撃も起きているため、こちらの警備にも手間がかかります。実際、サウジアラビアの石油施設がドローン攻撃をうけた事例があります。

 

 

 次にこの核装備をし、相互確証破壊によって抑止力を高めようという考え方は現代には時代遅れだという意見も出てきます。本格的な核競争が起きてたのは東西冷戦の時代でした。

 

 

 そして、核装備には欠かせない核実験場所・保管場所・配備場所の問題が出てきます。おまけに、国際的に核実験禁止条約やNPTがあるため、かなり厳しいでしょう。そのうえ、国民や国際的な反発も生むことになりかねません。

 

 

 ここ最近では、核兵器によりも汎用性の高いもので出来つつあるのです。とある大学の研究でレーザーの開発が順調に進んでおり、お金さえあれば実用おかまでもってこれる可能性が十分にあるため、これをもって敵の核ミサイルなどを無効にすることも可能となってくるのです。

 

 

 以上述べたように日本の防衛には核装備は必要かどうかを議論していくべきなのではないでしょうか。今の国会では国内のことにしか目を向けず国際情勢の動き考慮した議論がなされていないと思っています。

 自分が今回このような記事を書いたのは反原発派の一人だからではなく、「日本の防衛には何が最善なのか」を皆さんにも考えて頂きたく、その材料を提供したまでです。

 今後の日本の為にもこれから国の防衛について皆さんで考えていきましょう!

 

ではさらば