ソフト・パワーとは?

今回読ませて頂いた本について、軽く説明及び自分の考えを記事にしていきたいと思います。

今回読んだ本は
「ソフト・パワー」(ジョセフ・S・ナイ) 訳(山岡 洋一)

まず、国家の有しているパワーには、「ソフト・パワー」と「スマート・パワー」があるとされているわけです。今回は前者の方に焦点を当てることにします。

「ソフト・パワー」とは、相手を見方につける力だと自分は解釈しました。
本書では、理論的な内容から、歴史的事実と照らし合わせて、それを説明している感じだと思います。

ハード・パワー一本で物事を全て通そうとしても、上手くいかないことが多々あります。そのためのソフト・パワーだと思ってくれても構いません。

これらを兼ね備えている国家こそ、一番国力を持っていることになのではないでしょうか。

日本で言えば、ソフト・パワーとは、アニメやJPOP、伝統文化、食文化であると思います。

これらを世界中に発信していって、日本に魅力を持ってくれる人が増えれば、我々も嬉しい限りでしょう。

環境問題等は、いくら軍事力があっても、それでは解決出来ません。他国との協力あって国際問題が解決されるのです。単一で全てを解決することは、大変厳しいのです。

領土権の争いが起きても、他国を味方につけることで、交渉をより有利に進めることができると思います。


ざっくりとした説明しか出来ませんでしたが、もし気になる方は、購入されることをお勧めします。